~夏の夜のドキドキ☆怪談話~
ლ(゚д゚ლ)スカジャン万歳(ノ≧∀≦)ノ
昼、言った通りに、始めちゃいましょうかね
そう。夏と言えばホラー。怪談話。
前回はブランコの音が電話中に聴こえてきたという物でした
それでは、前回に引き続き、体験談と洒落込みましょうか、、、
『京都にて。』
これはまた、私が専門学生だった頃の話になるのですがね
当時私に初めて彼女という存在が出来た頃のお話になります
付き合って数ヶ月。これもまた、夏でしたね
詳しい時期までは覚えてないのですが、七月末か、八月か
どちらにせよ、学校の夏休みの頃だったと思います
当時の彼女の友達に当たる方達が京都に住んでいる。との事でして
夏休みを利用して泊まりに、そして遊びに行った訳なんですね
こういう出来事っていうのは不思議と、鮮明に記憶に残るものです
そうそう。親に彼女と泊まりに行くという一言が言えずに、専門学校の滋賀から来てる奴の所泊まりに行く。なんて言ってねぇ。いやぁ、私にもシャイな所があるもんです
っと、話の軌道修正をと。
実際は、彼女と2人で京都だったのですが、行きは電車を使い、乗り換えを継いでは京都も田舎の方だったかと思います
ガタタン、ガタタン、ガタタンと
電車の斜め向かいに虚無僧の様ないで立ちのお坊さん。
異色な風景に少しばかり話で盛り上がっていたのですが、
『喝』!!!!
いきなりでしたね
こちらを向いていきなり立ち上がるお坊さん
その喝!!!!という一言で何かあった訳でもないのですが、背筋がゾクゾクゾクッッッとしたのです
結局、こちらに一瞥をくれただけで次の駅で降りて行ってしまったのですが、あれは一体何だったのでしょうか
詳しくは、お坊さんのみぞ知るといった所でしょうね
そして、目的地の京都。
古く短い商店街。駅には彼女の友人達が迎えに来てくれていて、彼女も嬉しそうにしていました
ここが〇〇でぇ~あれが~、などと町の説明をしながら歩いていましたね
そして少し歩く事15分位でしょうか?
商店街も抜け、少し丘を登った先に出てきたのが、彼女の友人宅だったのですが、
本家と納戸。その納戸の二階を部屋にして使っている様でした
それにしても狭く急な階段だ。とか思いながら友人の部屋へ
そこからはお祭り騒ぎでしたね
時効なので言います。煙草を吸ったりお酒を飲んだり、友人の更に友人も加わり、
私、彼女、彼女の友人、彼女の友人の友人カップル
全員で5人ですね。これは間違いありませんでした
車の話や学校の話、アルバイトの話や馴れ初めなど、色々な話で盛り上がっていた矢先
花火がやりたい。との事と、お酒が無くなったから補充しに買出しに行こうと言う話になりまして
軽くほろ酔い状態の彼女の友人達は先に階段を降りて外に向かって行きました
彼女も、やれやれ。といった感じで
「あはは、ごめんね、灯りだけ切ってきて貰っていい?私も降りるから宜しく~」
等と言い、狭く急な階段を降りて行ってた時に
「危ないから気を付けてね」
なんて気もかけてくれる。出来た彼女だったなぁなんて今更ではありますけどね笑
そして、部屋の灯りを消して、早く降りないとな。なんて、
狭く細い階段を1段、2段と降りて行ったその時でした
ドンッッッッ!!!!
一瞬何が起こったのか分からなかったのですが、身体が階段から落ちそうになっていました
何かに、背中を押された
背中の感触が、そう言ってます
でも、誰が?
階段は急で、そして狭い
狭いのが幸いして、両手を壁に伸ばしてそのまま転げ落ちる事は逃れたのですが、
そこから後ろを振り向く事は出来なかったですね笑
一階に降りて外に出ると、ちゃんと私以外の4人は揃ってました
確かに、あの部屋や納戸には5人しか居なかったのは確かなので、
その場では誰にもその事は話してませんが、
こう言うのも何でしょうが、あの納戸には、何か居た。
今はどうなっているのか、分からないですね
その時はそれだけだったので、皆で花火をしたり星を眺めたりして、翌日は嵐山に赴いたりと楽しい休日を謳歌したりして終わりました
結局、勘違いだったと言われればそうかもしれない。何か。と断言出来ない訳ではありますが
もしかしたら、使われていない様な納戸や物置、そこには何かが生まれているのかもしれませんね
皆様も気を付けましょう
もしかしたら、あの時のお坊さんも何か関係してるのかも知れませんなぁ
今回はこの辺りで
実際に触られたり押されたり。そういう事はありますよ
次回予告として
「初めて見たもの。そして吉祥寺にて」
軽い物で2本立てで繰り出そうとか考えております笑
こうご期待!